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かくやフーズの事
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関連会社
まるや商事のご紹介
まるや商事のご紹介
今回のコンテンツでは、今年2月に創業75周年を迎えました当社の関連会社である「まるや商事」のご紹介をさせて頂きます。
創業から今に至るまで道のりや、今後の展開について、3代目(現 まるや商事株式会社 代表取締役社長 宮尾寿彦)に語ってもらいました。
創業から今に至るまで道のりや、今後の展開について、3代目(現 まるや商事株式会社 代表取締役社長 宮尾寿彦)に語ってもらいました。
創業の経緯
昭和22年(1947年)2月22日創業。
きっかけとなったのは、台湾政府から頂戴した「砂糖」でした。
創業者である宮尾邦男は、戦前、日本統治時代の台湾にあった「台湾銀行」に勤めていました。敗戦後も政府の要請で1年半ほど現地に残り、後を統治する中華人民共和国への引継ぎ業務にあたったのですが、そのお礼に台湾政府から1ケース60キロほどある砂糖を25ケース頂戴したのです。
1946年の暮れ、やっとの思いで戻ってきた日本は、敗戦の影響でとにかく物不足でした。中でも砂糖は希少で、なかなか手に入りません。
そこで創業者が自転車を買って少しずつ売り始めたのが、まるや商事の始まりです。創業から59年となった2006年に3代目である私が社長のバトンを受けました。
きっかけとなったのは、台湾政府から頂戴した「砂糖」でした。
創業者である宮尾邦男は、戦前、日本統治時代の台湾にあった「台湾銀行」に勤めていました。敗戦後も政府の要請で1年半ほど現地に残り、後を統治する中華人民共和国への引継ぎ業務にあたったのですが、そのお礼に台湾政府から1ケース60キロほどある砂糖を25ケース頂戴したのです。
1946年の暮れ、やっとの思いで戻ってきた日本は、敗戦の影響でとにかく物不足でした。中でも砂糖は希少で、なかなか手に入りません。
そこで創業者が自転車を買って少しずつ売り始めたのが、まるや商事の始まりです。創業から59年となった2006年に3代目である私が社長のバトンを受けました。
新たなコンテンツで暮らしに
うるおいを
うるおいを
これからは「おかげ三訓」をはじめ培ってきた卸問屋としての大切な根幹を継承しつつ、見え方・見せ方・あり方を時代に即した形へ進化し、さらなる飛躍をめざしていきたいと思います。その一つに、「卸としての機能」をもう少し細分化することで、我々ができることを模索しながら進化することも必要です。具体的には、「お菓子」という柱を持ちつつ、扱う製品を食品や調味料、お酒等に広げる。「なくても困らないけど、あればやっぱり楽しい」という商品のご提案を通して、日々の暮らしに潤いをもたらしていきたいと考えています。卸としての機能に新たなコンテンツを増やす中で、もしかして社員から「自分に任せてくれないか」という声が上がるかもしれません。その時は、今ある「まるや商事」の〇、「かくやフーズ」の□に、“△”という新たな魅力を持った会社を立ち上げ、喜んで任せるつもりです。
まるやの未来
当社には初代の時から企画製造を行ってきた歴史があり、昭和30年代には1個10円で販売した「メロン羊羹」が人気を集めていました。そして今、地元熊本で酒造りを行っている酒蔵とタッグを組み、梅酒を作りました。今後、香港をはじめ海外に輸出し、まるや商事を強くする新たなコンテンツに磨きあげていきたいと思います。この梅酒を皮切りに、今後は商品の企画・開発にもっと力を入れていく予定です。私たちが掲げたキーワードは「地元」。地元の方々との繋がりと、ご縁をいただいたその道のプロの方々とのコラボレーションを通じて、もっと皆さんに喜んでもらえる「開発」と「流通」を担っていきたいと考えております。
今、これまで考えてきたこと、種を蒔いてきたことが、一つひとつ「カチッ」という音を立ててつながり始めた手応えを感じています。一つ形になると、周りにも良い影響がどんどん広がりますから、この契機を逃さず商品化し、今後、熊本を代表する手土産に育てていきたいと思います。
おかげさまで、現在のまるや商事は、ここ10年で売上高は倍増しており、2021年1月決算期では67億円となっております。また、従業員人数も59名、商圏についても日本国内のみならず、アジア圏内への進出も果たしております。
これからも、先代からの教えである「おかげ三訓」に則り、仕入れ先のおかげで商いができること、お得意さまのおかげで繁昌できることを忘れずに事業を展開していきます